第1章
『サイン&ディスプレイ業界を取り巻く環境について』
世界的に「SDGs(持続可能な開発目標)」が叫ばれているなか、各企業のSDGsへの取り組みが一層注目をされています。サイン&ディスプレイ業界はどうでしょうか。
「サイン&ディスプレイ業界」というものは塩ビやPET、アクリルといった環境に悪いとされる素材が多く使用される傾向にあります。そんなサイン&ディスプレイ業界ですが、かつて「エコブーム」があり、エコをキーワードにした商品を開発しようという動きが活発化した時期がありました。
ところで、皆さんが買い物をする時、「SDGs」「環境配慮」と言ったキーワードを意識して商品を選んでいますでしょうか。
エコな商品かどうかは二の次で、価格が安いからという理由で商品を選ぶことも少なくないと思います。企業も同様です。サイン&ディスプレイは広告に使用されることが多いサービスなので、環境に良いものを選びたいという想いはあるものの、価格を抑えたいと考える企業がほとんどです。「エコ素材」とされるものは一般的なものよりも価格が高いため需要が高まることはなく、エコブームは文字通りブームで終わってしまいました。
このように、高精細な印刷や耐久性にくわえて低価格であることが重要視されており、サイン&ディスプレイ業界において環境配慮に取り組むということは容易ではありません。
しかし一方、欧州では、サイン&ディスプレイ業界において環境に配慮しているかどうかを、商品を選ぶ基準として重視しています。国際的な展示会などに使用する商品などでは、規制が厳しくなる傾向にあります。また国内企業であっても、食品関連の展示会などでは環境に配慮した素材が選ばれています。国内市場の需要がすぐに大きく変わることは無さそうですが、今後、改めてサイン&ディスプレイ業界においても環境配慮について取り組むべきだと当社は考えています。
2003年に東京リスマチックに中途で入社しました!
サイン&ディスプレイの生産現場でカッティングシートやパネル加工、インクジェット出力に従事し、工場長も経験した後、現在はサイン&ディスプレイサービス全般を推進するポジションで働いています!